週足
日足
高値106.548、安値105.948、始値106.334、終値105.975で陰線での引けとなりました。
昨日のドル円は東京時間では前日高値を目指す形で上昇が続きましたが、前日高値を前に、クロス円の下落に伴い下値を試す動きとなりました。
欧州時間に入り、そのままドルは下落するかに見えましたが、ジャクソンホールでのFRBパウエル議長の講演を前に下値も限定的となりました。
米7月耐久財受注速報値が市場予想を大きく上回る結果となるとドル買いが進展し、一時は本日の高値に迫るかに見えましたが、上値は重く反落しての引けとなっています。
ドイツがパンデミック救済策の延長を決定したため、EU圏の経済回復期待によるユーロ買いが起こった事もドルの上値を抑える結果となったようですね。
今日はドルの上値も重く反落の可能性もありますが、米金融政策に対する言及が今夜ある為、小幅な値動きになるかと考えています。
中国の動向
米国の制裁により、GooglePlayからの締め出しやスマートフォンに必要な主要部品を入手出来ず、危機的な状況となっているファーウェイの日本法人の王剣峰会長は「日本がファーウェイのグローバルサプライチェーンの中で極めて重要な役割を果たしている」と26日に挨拶しており、米国の制裁を迂回して日本からスマートフォンの主要部品を入手しようとしているようですね。
米国が本気で中国に対して制裁している中で日本が中国に忖度することは考えにくいですが、与党自民党の仁科幹事長はバリバリの親中派なので、今後の動向が心配ですね。
尖閣諸島周辺への度重なる領海侵犯だけでなく、沖縄の米軍基地反対運動を裏で操っているとも言われており、中国と同盟を結ぶということは日本の安全保障上考えられない行為とも言えます。
また、中国の超低価格スマートフォンメイカーの「Tecno」では、工場出荷時点で既にマルウェアがプリインストール組み込まれていたことが判明したり、中国製の税務ソフトがスパイウェアを自動ダウンロードすることが判明したとドイツのセキュリティ部門が在中国ドイツ企業に情報盗難を警告したという事態があったようです。
同様の指摘は数ヶ月前に米関連機関からも指摘があったことでもあり、信憑性はたかそうですね。中国は「最低限の国際ルール・商習慣を守る」という当たり前のことが出来ない国・企業でもあるため、世界的に企業の中国離れが進んでいく流れは続きそうですね。
昨日の売買結果及び今日の売買方針
昨日のトレードは20,000円プラスで終わる事が出来ました。
まず、朝、想定した通り、17:00頃、緑のネックラインを更新したのを確認しショートを入れました。
想定通り、上値が重く反落する形となりましたが、106.15では時間足での移動平均線で反発を繰り返しており、下値も硬いようなので、半分ほど利確し、残りは利確ラインを建値としており、結局、建値での決済となりました。
すると、今度は15分足でダブルボトムの黄色のネックラインを更新するのを確認したので、目線を変更し、ロングを入れました。
ニューヨーク時間に入るタイミングでユーロの下落に連れ、ドルは上昇したので、106.4付近で半分以上利確を入れ、確定利益を20,000円としました。
相場の方向性として107円を目指す動きもあり得ると考えており、107円を利確ライン、建値106.3を損切りラインとして2ポジションを残していましたが、あえなく反落し、損切りラインに引っかかる形で昨日のトレードは終了しました。
昨日のトレードは、最初のポジションを持つ時に、想定した通りの動きになるまで待つことができたので、ショート目線からロング目線への転換もスムーズに行うことが出来、焦ることなく相場に向き合う事が出来ました。
ニューヨーク時間でのドルの下落に関しても青線を割り込むのは確認していましたが、2万円の確定利益があったため、トレードはしていません。
今日の値動きは基本的に下目線だと考えいますが、青線をネックラインとしたトレードに乗り遅れたので、分かりやすいネックラインを更新するのを待とうかと考えています。