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中国、ミサイル発射も相場には影響なしか?? 8月27日ドル円動向

週足

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日足

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高値106.692、安値105.594、始値105.986、終値106.553で陽線での引けとなりました。

昨日のドル円は、前日の反落をひきづって、ドルは下値を試す動きとなりましたが、22:00にジャクソンホールでのFRBパウエル議長の講演が予定されている事もあり、東京時間から欧州時間にかけて30pips程度の小動きが続きました。

22:00のパウエル議長の講演では市場予想通り、インフレ率2%以上を容認するという内容で、米金利の上昇が今後もない事が分かり、急激にドル安に向かいましたが、ポジション調整の為か、ドルは反発する形となりました。

米政府と民主党のコロナ対策費に関する合意が近いという事が伝わった事も追い風となったようです。

しかし、米民主党ペロシ下院議長が共和党との合意に難色を示した事ご伝わるとドルの上値は限定的となり、14pips程度の小反落での引けとなっています。

米中関係に関して

中国が南沙諸島付近の航海禁止区域に4発のミサイルを打ったとの報道があり、中国側としては香港問題を含めて、米国による内政干渉に対する警告だという発表がありました。

対して、米国務長官も太平洋において、中国に対して「1インチも譲歩しない」と強気の発言をしており、米中間での戦争もしくは関係国での代理戦争もあり得る状況となっています。

しかし、中国がミサイルを打ったとの報道があっても、米国による中国への制裁が続いても相場には影響がない状態が続いています。

半年先の動きを織り込むと言われる相場が中国を無視して動いているということは、経済界でも中国依存脱却という事が規定路線となっている可能性が高いですね。

本格的な軍事行動が表面化すれば、相場は急激に動く可能性ご高いので、注意を払う必要がありますね。

昨日の売買結果及び今日の売買方針

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昨日はFRBパウエル議長の講演がある事が分かっていたので、あまり取引する気は無かったのですが、17:00頃の値動きで黄色のネックラインを更新出来ず、青のネックラインを突破する動きを見て、106円付近でロングを入れました。

その後、上値が重い動きが続きましたが、10,000円ほど確定利益を確保して、残りのポジションは建て値での決済としていましたが、パウエル議長の講演による大幅な上下動の動きで、損切りに引っかかっていたようですね。

昨日の取引で17,000円ほどの利益が取れているので、良かったかと考えています。

今日は17:00頃に安倍総理の会見があり、一説には総理退任に関しても言及があるのではないかと言われており、相場の動きが予想しづらいので、様子見する予定です。

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今の数値から緑ラインまで上昇し、そこから赤線のネックラインを抜けるような動きがあればショートを入れたいですが、現状ではトレードするタイミングが取りにくいですね。