週足
日足
高値105.807、安値105.294、始値105.706、終値105.433で陰線での引けとなりました。
昨日のドル円は東京時間では中値に向けて上昇し、テクニカル面で上昇ラインを更新し、ドル高方向へ進みましたが、上値は重く反落する形となりました。
欧州時間でもドルの上値は重く、ロングが観測されていた105.5付近で攻防も虚しく、ドルは下値を試す形が続き、105.5を割り込む形でニューヨーク時間に入ります。
ニューヨーク時間に入ると米経済指標の悪化もあり、更にドルは下落、テクニカル面での下値が更に支えとなり、小幅に反発しての引けとなりました。
昨日、今日とFOMCがあり、年間平均でのインフレ率2%を目指すというFRBが前回示した新指標後の初めてのFOMCとなる為、注目が集まっています。
今回のFOMCではハト派的な方向になると市場では予想されており、2023年時点での利上げに関してのFRBの見解が焦点とされているようです。
2023年時点での利上げに対して、FOMCにてのドットチャートの行方がゼロ金利維持であれば更なるドル安が予想されており、今日のドル円も上値の重い動きが続きそうです。
FOMC後の動きは予想し難いので、FOMC前には取引をやめておいた方が良さそうですね。
イギリスのEU離脱問題に関しても、問題となるイギリスの国内市場法案の下院での審議が始まりました。
国内市場法案は明確な国際法違反としてイギリスの保守党からの離反もある為、成立する可能性は低いようですが、国内市場法案が成立すればイギリスとEUのFTA交渉は破綻する可能性も高く、市場に与える影響も大きい為、注目したい懸案ですね。
菅内閣に関しては、どうも二階幹事長の力が強く影響しているようですね。
麻生派の河野太郎が行革大臣、二階派の武田良太が総務大臣と元々河野太郎が就任する方向で調整されていた総務大臣を外されており、麻生派が主流を外れる形となりそうな人事ですね。
自民党内の派閥を抑え込んでいた安倍総理とは違い、菅総理は派閥闘争を抑えられそうにないので、大方の予想通り、1年間の短命政権となりそうですね。
10万円チャレンジ前日結果及び今日の売買方針
昨日、GEMFOREXで、入金100%ボーナスを利用して1万円を入金し、合計2万円の証拠金で10万円を目指すチャレンジをしようかと考えています。
初日からマイナスを出してしまいましたが、調整していきます。
東京時間ではドル円は小幅な値動きが続いており、上記図のように緑のネックラインを更新したのを確認してロングを入れました。
上値が重すぎた為、建て値での決済となり、小幅なプラスとなっています。
ドルは上昇後、下落し、赤ラインまで近づいたので逆張りのロングを入れました。
今日、明日とFOMCがある為、小幅な値動きに終始するだろうと決め付けてしまったのが失敗でしたね。
妙な逆張りをしてしまわないように、ローソク足だけの表示にしてネックラインを更新すれば、トレンド方向へ売買する方針で取引を進めていきたいと考えています。
今日の売買方針は、青ラインを更新すればロング、緑ラインを更新すればショートを入れる予定です。