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米長期金利3.25%突破、強いドルが続く。

週足

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日足

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高値136.365、安値135.092、始値135.405、終値136.159で陽線での引けとなりました。

昨日の相場は、米長期金利が3.25%を突破し、日米金利差によるドル買いが進み136.159までドル高が進む場面がありました。

しかし、6月消費者信頼指数の低下等により、ドルの上値は重く22日の高値136.691睨んでの反落する形となりました。

FRBでは今年中に政策金利を3-3.5%まで引き上げる目標があり、更なるドル高傾向が見られそうです。

日本ではマイナス金利政策を止めることが難しい為、今後、日米金利差の拡大は継続となりそうですね。

EUにおいても、ウクライナ情勢、多国間での通貨と言うこともあり、これ以上の金融政策が厳しいとの見方もあり、ドルの一人勝ち状態が続いています。

ただし、アメリカでは急激な利上げによる経済への悪影響も考えられる為、リセッション懸念が付き纏っており、ファンダメンタルズで考えるとこれ以上のドル高傾向が続くのか、不明です。

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テクニカル面で言えば、赤ラインを更新し、月足ベースでの上昇を示唆していますが、日足ベースでは青ラインが重しとなる形でダブルボトムが形成されかねない形となってきています。

未だ方向感が見えないので、様子見という場面ですね。