パウエル発言により、ドルの上値が抑えられる展開。
週足
日足
高値104.190、安値103.556、始値103.862、終値103.773で陰線での引けとなりました。
昨日のドル円は、バイデン氏のコロナ対策が1.9兆ドル規模になるとの期待感からドルが買われ、東京時間に日通し高値をつける動きとなりました。
しかし、直近高値が近づく水準では上値は重く、小幅に反落、ドルは103.0をネックラインとして小幅な値動きが続き、欧州時間に入ると再びドル高傾向での推移となりましたが、ニューヨーク時間におけるFRBパウエル議長のこれまで以上のハト派発言を受け、米長期金利の下落に引っ張られる形でドルは下落しました。
ネックラインとなる103.5付近で、ドルは反発して始値付近での引けとなっています。
パウエル発言
FRBによる資産買入の出口戦略に関して、未だ議論すべきタイミングではなく、歴史的に見ても負債が大きすぎる訳ではない。
現在の物価水準は2%のインフレ目標には程遠く、インフレ率が2%に迫っても、FRBが先行してインフレ率を抑える政策に出ることはないとのこれまで以上のハト派な発言によりドルは反落する形となりました。
フランスでも夜間外出禁止令が出るなど、コロナ感染の再拡大が続いており、経済状況は下押しされている状況が続いており、金利水準を引き上げる段階ではないようですね。
テクニカル分析
現在、テクニカル的には赤ラインと緑ラインに上値と下値を抑えられている状況となっており、このラインをどちらかにブレークすれば、相場が動き出すと考えています。
小幅なレンジでの値動きとなっており、ラインブレークのタイミングまで、取引は待った方が良さそうですね。
ダイエットについて
体重、体脂肪率には変化なしですが、良い形で続いています。