ダウ3年振り、20,000ドル割れ 3月18日ドル円動向
週足
日足
高値108.236、安値107.845、始値108.040、終値108.137で小幅な陽線での引けとなりました。
昨日の相場は前日のダウが1,000ドル超の大幅高で引けたこともあった為か、日経平均は300円超の上昇を見せました。
しかし、ダウ先物がマイナス圏になると日経平均の上昇は続かず200円超のマイナスでの引けとなっています。
東京時間では、ドルも株価の反落に連れて円高傾向となりましたが、欧州時間以降は反発してドル高での推移が続いています。
ダウが20,000ドルを割り込む中でもドル高で引けており、これまでのリスクオフのイメージとは一線を画しているようですね。
新型コロナウィルスの感染拡大が続き、世界各国で国内及び国外への移動制限が続いており、交易が縮小しており、資源国通貨への買いが入っているのかと考えています。
自国内でエネルギー供給まで賄える安全通貨であるドルへの買いが入っている可能性がありますね。
為替も難しい動きが続いています。
新型コロナウィルスについて
オーストラリアでは、自国民の海外渡航を禁じる方針を採用するようです。
EUでも、ドイツをはじめ、国境を閉じる国が相次いでいる状況です。
韓国では全ての国外からの流入に対して渡航制限をすることとしており、自国内のみならず国家間の交易を避け、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐ方向へ舵を切っているようですね。
新型コロナウィルスの脅威より、人の移動が減少することによる交易減による経済のダメージが深刻となっています。
新型コロナウィルスの収束が待たれますね。
仮想通貨について
前日のマイナスは全て取り返し、合計損益もプラスに転じました。
仮想通貨はリスク資産である為、株価の下落には敏感に反応する為、ダウの下落で上値が重いなど、ある程度の読みが通じますね。
中央銀行や企業の思惑が入りにくいので、テクニカル通りの動きが期待できるところが良いですね。