東京での新型コロナウィルス新規感染者、減少傾向か? 4月13日ドル円動向
週足
日足
高値108.515、安値107.494、始値108.369、終値107.744で陰線での引けとなりました。
昨日の相場は、日本国内での新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、12日までに7,000人を突破した事もあり、新型コロナウィルスの蔓延が実体経済を押し下げるとして400円超の大幅下落となりました。
オーペックプラスだけでなく、アメリカを含む産油国での日量1,000万バーレルの原油減産が決まりましたが、原油の反発も乏しく、実需の先細りに押されているようですね。
3連休明けの米市場も、ダウ先物の下落が続いており、先週の上昇相場とは変化が出ているようです。
14日から銀行系の決算発表が始まる事もあり、決算結果を見極める為、買いが入りにくく、ダウも300ドル安での引けとなりました。
やはり、実体経済が縮小する中で、経済政策、財務政策により株価が上昇し続けるのは難しいようです。
ドルは小幅に下落していますが、107円後半では下値も硬く、反発が続いています。
チャートの形は完全に下落を示しており、基本的には下値試しが続くと考えています。
新型コロナウィルスについて
東京での新型コロナウィルスの新規感染者は13日では91人となり、指数関数的な増加は抑えられているようです。
しかし、前週同日比では増加しており、まだまだ油断出来ない状況が続いています。
防疫の成功国の一つとされていた韓国でも、退院患者が再度、陽性になったとの情報もあり、まだまだ予断を許さない状況が続いており、収束はまだ見えないようです。
日本では中国から国内に工場を移す企業に対して、大企業で2分の1、中小企業で3分の2の補助を出す事が決定したようです。
特に、マスクや人工呼吸器、防護服といった緊急性の高い物は補助率を上げて国内での生産回帰を目指すようですね。
今回の新型コロナウィルスの感染拡大をを機に、世界ではグローバリズムが終わり、再度、基幹産業を国内に戻し、交易が途絶えてもある程度は自国で経済が回る状況を目指す方向へ変わるようですね。
相変わらず消費税を下げる気は無いようですが、国内に基幹産業の工場が戻って来ればサービス業に流れていた労働者の受け皿も増え、生活基盤が安定し、日本経済が再浮上するきっかけとなるかもしれないですね。
今回の新型コロナウィルスの世界的な感染拡大でグローバル社会の弱点が見え、チャイナリスクが顕在化しましたね。
世界がより密接に結び付き過ぎていたため、交易を止める事が出来ず、結果として世界中に新型コロナウィルスを蔓延させることとなってしまっています。
今後はTPPに代表されるようなブロック経済へ移行していく流れになり、中国のように決まりを守らず、信用のない国は交易から弾かれていくかもしれないですね。
世界的にも中国外しの方向へ進んでいるようで、欧州では新型コロナウィルスを中共ウィルスと呼ぼうと言う運動も起こっています。
世界中にウィルスを撒き散らし、世界経済を疲弊させる原因となった中国は、米軍が疲弊しているタイミングで台湾周辺への軍事行動、尖閣諸島への軍事行動をするなどやりたい放題です。
欧州に対しても、この非常事態でも使えないマスクやペラペラの防護服を売り付けて代金だけせしめるような火事場泥棒のようなことばかりをしています。
グローバリズムでは勝ち組だった中国も、ブロック経済が進めば、世界的に信用のない中国外しが進み、沈んでいく国になるかもしれないですね。