中国、新型コロナウィルスの再流行か? 5月8日ドル円動向
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日足
高値106.475、安値106.218、始値106.247、終値106.575で小幅な陽線での引けとなりました。
金曜日のドル円は、前日のダウの上昇もあり日経平均は500円を超える大幅高となりましたが、夜に発表予定の米雇用統計を警戒している為か、小幅な推移が続きました。
チャートの形は下値を試す動きをしていますが、株高に連れて、下値が硬く推移しており、米中の貿易協議責任者が電話会談する予定と伝わると戦後のアメリカの失業率が最悪の数値となるも、米中関係の悪化懸念が後退するとしてドルは急騰し、高値圏での引けとなりました。
投資家の心理も4月の数値が最悪で、悪材料は出尽くしたとの感覚で、株価は上昇していますが、米中対立により、中国が米債権を売るとの見方もあり、ドルの上値は抑えられている状況かもしれないですね。
実体経済と乖離する中で、各国の中央銀行の金融緩和による株高傾向が続きますが、中国による企業買収を防ぐ役割ともなっているようです。
今日のドルは上昇傾向で始まっていますね。
米中関係で新たな情報が出ない限り、株高による上値を試す動きとなりそうですが、107円付近では上値も重く反落という形となりそうですね。
新型コロナウィルスについて
中国の国家主席の習近平氏は8日の会見で、国外からのウィルスの流入により、中国で新型コロナウィルスが再流行する懸念があるとしています。
現在、欧米各国から新型コロナウィルスの感染拡大に関して、中国を追及していますが、中国側は中国の責任ではないと反発しています。
このタイミングで、新型コロナウィルスの再流行と発表したということは、「中国の努力により中国国内での感染拡大は収まったが、欧米諸国での感染対策の不手際により、中国が二次被害を受けている」という被害国を演出したいのかと邪推してしまいますね。
現在も米中対立悪化が懸念されていますが、前年の対立のように、落とし所を探りながら、くっついたり離れたりを繰り返すのか、トランプ大統領の宣言通り、中国を世界のサプライチェーンから外す動きとなるのか、どうなるんでしょうね。
今年の大統領選挙の趨勢次第では米中戦争ということも、一つの判断基準として持っておいた方がいいかもしれないですね。
また、新型コロナウィルスの感染拡大を抑え込んだとされている韓国のソウルのクラブで40人規模のクラスター感染が発生し、2,000人のうち、1,300人の行方が追えていないということです。
日本でも緊急事態宣言の解除の話が出ていますが、新型コロナウィルスの感染拡大が収まったとされる中国、韓国での経済活動再開による余波がどうなっているか、ベンチマークとして活用すべきかもしれないですね。
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