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米国、IT関連から中国製品排除、同盟国にも対応迫る。 7月17日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.335、安値106.932、始値107.197、終値107.015で小幅な陰線での引けとなりました。

金曜日のドル円は前日の上昇を見て、東京時間では107.42を目指す動きとなりましたが、やはりネックラインでは上値が重く反落する形となりました。

107.2付近では下値も硬く反発する形が続きましたが、ニューヨーク時間では米国での新型コロナウィルスの感染拡大を嫌気してか、ユーロ高傾向となり、ユーロ高によるドル売り円買いが進む形となり、陰線での引けとなりました。

週足では陽線での引けですが、今週は上値の重い動きとなりそうですね。

再度下値を試した後上昇かと考えています。

米中関係について

米国政府は日本企業に対しても、ファーウェイなどの中国企業5社の製品を使う企業が米政府と取引を禁じる法律を8月に発令するようです。

対象の日本企業は800社にも登り、対応を迫られる状況です。

中国からもこの米国の法律に対して、日本の態度をはっきりさせるように言ってきているようですが、かたや同盟国である米国、かたや領有権問題を抱える中国ではどちらを選ぶも、迷う必要は無さそうですね。

この米中関係では、世界3位の日本がついた方が勝つとも言われており、地理的に中国に近い日本としては、難しい判断を迫られそうですね。

英国からも5G対応に関して、日本企業の協力要請があるなど、IT関連に関しても米国側と中国側の色分けがはっきりとする流れとなっています。

ベルギーでは台湾を国として認める事を国会で承認している中で、ドイツでは台湾の国旗を白紙にするなど中国寄りの態度を鮮明にしており、EU内でも米国側と中国側で陣営が分かれそうな動きもあるようです。

前週の売買結果

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-293円となんとも言えない結果となりましたが、狼狽買い、狼狽売りという事もなく、想定した通りの売買だったので問題ないかと考えています。

今日の売買方針

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106.7でのロングは金曜日の上値の重さを見て今朝、利確し、ショートを入れています。

4時間足でのダブルボトムのかと考えていましたが、ネックラインのトライに2日連続で失敗しており、一度下値を試すのではないかと考えています。

106.6での反発となれば再度上昇の可能性はありますが、このラインを下抜けば106.0を目指す動きとなる可能性が高いのでショートを入れて様子を見る予定です。