米中関係の悪化懸念によるドル売り再燃。 8月17日ドル円動向
週足
日足
高値106.647、安値105.935、始値406.563、終値105.989で陰線での引けとなりました。
米商務省によるファーウェイに対する規制強化により、これまでアンドロイドを使用出来ていた旧機種に対しても規制強化されることとなりました。
更にトランプ大統領により、アリババなどの中国企業に対して新たな規制を強化することが発表され米中関係の悪化懸念によるドル売りの動きとなりました。
それでも東京時間から欧州時間にかけては小幅な動きに終始しており、方向感が掴み難かったのですが、ニューヨーク時間に入り、ニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想の15.0→3.7となり、ドル売りが加速する形となりました。
米民主党と共和党の協議の再開の目処が立っていないこともドル売りの要因となっているようですね。
連日でのドル売りとなり、今日のドルも上値が重いと考えています。
昨日の売買結果及び今日の売買方針
昨日はプラス23,000円となり、3ポジションはまだショート維持をしています。
前週末に反発を繰り返していた106.42を欧州時間に入って更新したのを確認し、ショートを入れていました。
106.6付近で上値が重いのは分かっていたので、そこでもショートを入れたかったのですが、そのタイミングでのショートでは106円まで持ち続ける理屈が薄い為、ダブルトップの完成まで我慢出来たのは良かったかと考えています。
元々の想定通り、106.42を更新したことで106円を割り込む動きとなったので一部ポジションを残し、決済しています。
ここからの動きは黄色のラインの105円前半までは下落の可能性が高いと考えており、市場が悪化すれば104円前半までの下落もあり得るかと考えています。
もちろん反発する可能性もあるため、現在のポジションは106.3まで上昇もしくは105.4付近で利確と考えています。