台風被害による海外資産の円転による円高警戒か? 9月4日ドル円動向
週足
日足
高値106.497、安値106.049、始値106.125、終値106.220で小幅な陽線での引けとなりました。
金曜日のドル円はニューヨーク時間に発表される米雇用統計を前に小幅な値動きが続きました。東京時間から欧州時間にかけて何度か下値・上値を試す動きも見られましたが、 106円前半のレンジを抜け出すこともなく、小幅な値動きが続きました。
8月米雇用統計が予想を上回り寄り付き後、大幅に上昇したが、ペンス副大統領がパンデミック救済策の合意は出来ずとも、政府機関閉鎖は回避することを民主党と合意したと発表すると、米経済回復への期待感は後退し、ドルは下落する形となりました。
FRBのパウエル議長の見解も、8月雇用統計を良い結果だったという見方を示すも、経済活動が回復基調にあるとの認識は示さず、今後も経済活動回復のため、長期にわたる低金利が必要という認識を示したことでもドル安が進んだようですね。
日曜日未明〜月曜日にかけて、大型の台風が沖縄・九州地方〜中国地方を襲いますが、被害状況次第では政府の海外資産の円転により円高になる可能性もあるため、ドル円の動向には注意が必要ですね。
金曜日の売買結果及び今日の売買方針
15分足のダブルヘッドのネックラインを更新したのを確認し、ショートを入れていましたが、5日移動平均線がすぐ下にあったため、106円を割り込むような動きにはならず、反発をする形となりました。
ショートを入れたタイミングでは5日移動平均線の存在に気づいておらず、自信を持ってショートを入れており、マイナス幅を広げる形となりました。
そのままショート維持する中で、今度は日足のダブルボトムのネックラインを更新したので、すぐにショートポジションを閉じ、ロングを入れましたが、思った以上に上値が重く、小幅に上昇しては反落を繰り返した為、レンジ内で底値でショート、高値でロングを入れてしまい、ロング・ショートの往復でマイナス幅を広げる形となりました。
金曜日は雇用統計もあった為、金曜日のトレードは午前中で終わっています。
今日の動きは分かりませんが、106円半ば付近で下落が続いていることを考えるとそろそろ下値を試す動きもあるかもしれないですね。