予想通りのドル安。米景気後退局面か?
週足
日足
高値136.569、安値134.194、始値136.484、終値134.246で大幅な陰線での引けとなりました。
昨日の相場は、前日のFOMCにおけるパウエル議長の発言もあり、東京時間ではドルのポジション調整と言える相場となりました。
欧州時間になると、ロシアからEUへの天然ガスの供給不安により、ユーロ売りからのドルの買い戻しがありました。
アメリカの第二四半期のGDP速報が2期連続でのマイナス成長となると、今後、アメリカでの急激な利上げはないとの観測が広がり、再度ドルが売り込まれる動きとなりドル円では約6週間ぶりとなる安値をつける事となりました。
売買状況
ドル円では、5月23日の安値を下抜いており、ネックラインを更新する形となっており、更なる下落が見込まれます。
自立反発はありそうなので、反発を待ってショートを入れたいですね。
ユーロ円でも6月8日の安値をした抜き、ネックラインを更新しているのでこちらも戻りを待ってショートを入れたいですね。
ドル円にしてもユーロ円にしても大幅な陰線の翌日なので、上値は重いはずですが、利確の動きがあり反発は予想されます。
また、本日は月末と言うこともあり、実需勢のドルの買い戻しによるドル上昇も考えられるので注意が必要ですね。