世界経済減速懸念による株安か?? 2月27日ドル円動向
週足
日足
高値110.448、安値109.556、始値110.392、終値109.557で陰線での引けとなりました。
昨日のドル円は、連日のダウの大幅安に連れて円高傾向での推移となりました。
アメリカのCDCはアメリカでの感染拡大は避けられないという見解でしたが、トランプ大統領はアメリカでの新型肺炎の感染拡大は避けられるとの見解を示しており、アメリカ国内での意見も割れているようです。
ニューヨーク時間に入っても株安傾向は続いており、ダウが1,000ドルを超える大幅安となり、米利下げ懸念による円高での推移となっています。
それでも有事の円買いと言われるほど円に買いが入らず、ダウが大幅に下げる中でもドルは109円後半での推移が続いています。
米経済指標が堅調に推移する中で、日本の経済への対応不足により、日本円への信頼が薄らいでいる可能性がありますね。
基本は円高傾向になるはずですが、方向性は読みにくいですね。
新型コロナウィルスについて
日本での対応も、これまでの放置政策とは違い3月2日以降の小中高の休校及び企業に対しても、テレワークの推奨など新型コロナウィルスの拡散を防ぐという方向へ乗り出しています。
対応が遅すぎるとは思いますが、パンデミックを防ぐ為、経済活動を犠牲にしてでも新型肺炎の感染拡大を防ぐ方向へ舵を切ったようです。
オリンピックの開催に際して、3月下旬には国内での聖火リレーも始まる為、お尻に火が付いた形となっているようですね。
アメリカでは、大統領選挙の年ということもあり、新型肺炎の感染拡大には相当気を使っているようです。
現在、トランプ大統領陣営では、アメリカでは新型肺炎の感染拡大は起こらないというスタンスを取っており、新型肺炎の対策には万全を期する考えを強調しています。
大統領選挙の民主党候補に社会主義者と言われているサンダース氏が指名される可能性が高まっています。
サンダース氏はアメリカでの国民皆保険制度を提唱しており、新型肺炎の感染拡大によるパンデミックが起これば、アメリカの保険制度に不満を持つ層の票が流れる可能性があり、大統領選挙でのトランプ氏の敗北もあり得るとの見方もあるようです。
トランプ大統領の昨日の演説の中で、現在の株安は民主党の政策の問題も大きいという言葉の中には、サンダース氏の存在が懸念されているのかもしれませんね。
今年はアメリカの大統領選挙もある為、民主党の指名候補の行方、大統領選挙における各候補の経済政策も抑えておいた方が良さそうですね。
世界的に新型肺炎が広がれば各国が協調して、現在の世界経済の減速に対応するのではないかなと考えています。
相場の趨勢がはっきりするまでは無理な取引はしないで、落ち切ったタイミングでロングを入れる資金的な余裕を持った方が良いと考えています。
仮想通貨について
昨日、20年来の友人と久しぶりに食事をしました。若い頃はよく遊んだ友人なので、楽しかったです。
友人の近況を聞いていると、仮想通貨のコピートレードをする会社を経営しているようです。
仮想通貨は触ったことがありませんが、信用出来る友人なので、仮想通貨のコピートレードを私も試してみたいと考えています。
このブログでも紹介しますね。