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新型コロナウィルス、アビガンが救世主となるか。 4月15日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.862、安値106.921、始値107.199、終値107.417で小幅な陽線での引けとなりました。

昨日の相場は前日、ダウが大幅高で引けた事で日経平均も上昇かと考えていましたが、小幅安でのスタートとなりました。

IMFが最新の世界経済見通しを成長率マイナス3.0%としており、新型コロナウィルスによる経済の下押しを大幅に下方修正した事が要因となったようです。

前日の日経平均は500円を越す大幅高だったこともたり、上値を追う力は弱く、利益確定売りに押される形で日経平均はマイナス88円の小幅安での引けとなっています。

欧州時間に入っても、ダウ先物の下落からか、欧州株価も全面安となりました。

新型コロナウィルスの蔓延による経済自粛により米小売売上高は予想を下回り前月マイナス8.7%での推移となり、ダウも400ドルを超える大幅安での引けとなっていますねり

米小売売上高のマイナス8.7%は調査開始以来の最大の下落となっており、株価に与えるインパクトも大きかったようですね。

原油では産油国の協調減産が行われていますが、世界の原油需要が宿舎の縮小する中で、原油の上値も重くなるという見通しです。

産油国の通貨が売られ、安全通貨の円が買われやすい状況となりそうです。

今日のチャートも上値が重い形をしているので107円後半では売られる展開となりそうですね。

新型コロナウィルスについて

トランプ大統領がWHOへの資金拠出を停止すると発表しています。

WHOの新型コロナウィルスの対応が余りにも中国寄りであり、中国の春節前に緊急事態宣言を行わず、世界に感染症を流行させることとなったと批判を強めています。

この件に関しては、アメリカの言い分が正しいかと考えています。

WHOのテドロス議長の証言では、元々、人から人への感染は確認出来ていないということでしたが、台湾から人から人への感染の可能性についての提言を春節前に受けていたことは判明しており、WHOが中国に忖度した行動を取っているとしか思えません。

同じく中国の侵略行為に何も言えない国連もWHOの肩を持つような提言をトランプ大統領にしており、国際機関の中華マネーによる汚染が鮮明となっていますね。

中国を排除した国際機関を作ることも今後の課題となりそうですね。

アビガンが救世主となるか?

エジプトの国立研究センターで日本のアビガンが新型コロナウィルスを抑え込む有効性を示したと発表しています。

岡山県内の全4指定医療機関でアビガンによる新型肺炎の症状改善が見られたようですね。

妊婦には使えませんが、アビガンの投与で人工呼吸器を外せるまでに回復したという話もあり、少し明るい話題となりそうですね。

日本でもこれまでの3倍、200万人分の備蓄を始めており、ドイツを始め世界各国へ輸出する方向で進んでいます。

米小売売上高は8.7%の大幅減で経済に大きな影響を与えています。

世界的な経済の下押しにより、日本でも、国民全員に10万円を支給するなどの議論が行われていましたが、支給見送りが決まったようです。

議論ばかりをするのではなく、少しでも早く消費税を減税し、コロナが収束した時に経済が上向く準備をして欲しいです。

財務省は無視して、政治主導でこの難局を乗り切って欲しいですね。