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世界的な金融緩和に期待したリスクオン相場、継続か。 7月8日ドル円動向

週足

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日足

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高値107.704、安値107.196、始値107.512、終値107.245で小幅な陰線での引けとなりました。

昨日のドル円は前日に引き続き、107円前半では上昇し、108円を伺うかに見えましたが、108円を前に失速する形で反落し、107円半ばでニューヨーク市場を迎える形となりました。

ニューヨーク市場では、米国での新型コロナウィルスの感染拡大懸念が再燃する中で、株価は堅調な動きを見せて、相場はリスクオンとなり、安全通貨である円に買いが入る形でドル安傾向での引けとなりました。

今日の売買方針

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昨日のドル円の動きもだいたい予想した通り、108円を前に失速する形となっていたので、107円前半まで下落したタイミングでロングを入れています。

107円を割り込むと損失確定、108円で利確と考えています。

107円をコンフォートゾーンとして、上下する展開が続き、最終的にドル高に向くのでは無いかと考えています。

これは完全な想像ですが、当面は落ちたら買うという形で取引を進める予定です。

相場の状況

パンデミックにより世界的な経済減速が続きますが、各国の中央銀行による金融緩和、現金のバラマキにより、投資・投機市場にキャッシュが流れています。

その為、2番底が心配されていた株式市場も上昇傾向が続くと考える投資家が増えていることが、実体経済と乖離した相場の要因となっているようです。

日本経済は現在、日銀による刺激策の打ちすぎで麻痺しており、回復の目処が立ちにくかったのですが、パンデミックによる景気刺激策の打ち過ぎにより、世界が日本化するとも言われています。

日銀の景気刺激策には出口がないと言われていましたが、世界が日本と同じ水準にきたタイミングであれば、景気刺激策の出口を模索する動きも出てくるのではないかと想像しています。

永らく停滞していた日本経済の回復もあり得るのではないかと想像しています。