4/19~4/23ドル円動向
週足チャート
3月31日に年初来高値110.959を付けたドルは4月に入り3円以上の大幅な下落傾向となっています。
前週末4月15日16日とドルは赤丸で囲った108.604の安値を付けましたが、小幅に反発しての引けとなっていました。
週足でも日足でも節目となる108.288を30pips程度上回る形での引けとなっているので4月19日月曜日のドルは反発するものと予想していましたが、日本・EUでの新型コロナウィルスの感染拡大が懸念され、想定していた108.288での反発もなく、あっさりと日足・週足の重要ラインを割り込む形となりました。
4月19日月曜日中はドルは欧州時間を前に一時、巻き戻すかに見えましたが、108.288を軸に押し戻される形で反落しての引けとなり、日足の終値・始値ベースでも108.288の重要ラインを割り込む形での引けとなっており、この時点でドルの下落傾向は確定的となりましたね。
4月20日には5・10日ということもあり、ドルは小幅に反発し、昨日の反落しての高値を更新し、安値圏でのダブルボトムが完成する形となり欧州時間に入って、ドルは急上昇しましたが、前週末4月15日16日安値108.604を前にドルの上値は重く再度108円前後まで反落しての引けとなっています。
4月21日・22日・23日と108円を前にして、ドルの下値は硬いのですが、日足・週足の重要なネックライン108.288を前にドルの上値は重く反落が続いています。
今日の終値ベースでドルが108.288を割り込む形での引けとなると、ドルの更なる下落も視野に入れる必要がありますね。
ドル円 来週の値動きの想定
今日の終値・来週の月曜日の始値が青のライン108.288を上回っていた場合、ドルは青ラインを足場として上昇傾向になる物と考えおり、再度111円を伺う動きもみられる可能性があるのではないかと考えています。
この場合、青のネックラインを足場として、ダブルボトムを形成しながら上昇するものと考えており、その場合、ダブルボトムの形を探すこととなりますね。
逆に、今日の終値・来週の月曜日の始値が108.288を下回っていた場合、ドルの下落は確定的となり、黄色のライン106.382を目指す動きとなるものと考えています。
この黄色のラインでも下落が止まらない場合、ドルは105円、104円に突入する可能性もある為、基本的にショートを入れることとなりそうですね。
来週の取引はこの青ライン108.288に着目した取引をすれば、勝てる可能性も高くなるかと考えています。