米テーパリング議論継続か?ドル高へ動く。
週足
日足
高値110.311、安値109.677、始値100.800、終値110.262で陽線での引けとなりました。
月曜日のドル円はニューヨーク市場が休場の為、動意に乏しく、小幅な値動きに終始しました。
昨日のドル円もアジア時間では手掛かりがなく、小幅な下落を見せましたが、欧州時間が近づくに連れてドルは上昇、110円を更新する動きとなりました。
欧州時間ではECBによるテーパリング議論の発表もあったようですが、ユーロの上値は重く、米長期金利上昇に支えられる形でドルの下値は固い状況が続きました。
ニューヨーク時間に入り、FRB高官によるテーパリング議論に変更はないとの発言により、夜半に行われた国債の買い入れも限定的となり、ドル買いが進み、4時頃には日通し高値を更新する動きとなりました。
衆院選が近付いており、衆院選が終わるまでは日経平均が上がることは無いと言われていましたが、菅首相の退陣表明により、潮目が変わってきたようで日経平均が上昇する形となればアジア時間からドルが一段高になる可能性もあり得そうですね。
昨日の売買結果及び今日の売買方針
金曜日の雇用統計を受けて、テーパリング議論が後退するとの予想からショートを入れていましたが、昨日は反発する形となりました。
週足ベースで見た時、青のラインを更新するとドルが一段高となる可能性が高い為、ここを更新してきたら、損失確定し、ドル買いに転換予定で考えています。