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世界経済減速懸念によるドル買い、円買いか?

週足

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日足

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高値135.966、安値134.729、始値135.650、終値135.242で陰線での引けとなりました。

米市場は独立記念日を含む3連休という事もあり、ドル円の相場は高値・安値の上下1円程度の小幅な値動きに終始したようです。

金曜日の相場は東京時間では終始ドル売りが続きましたが、欧州時間に入ると、ECBによる金利引き締め政策によりユーロ圏の経済減速懸念が台頭し、ユーロ安からのドル高傾向となりました。

ニューヨーク時間に入ると、米経済指標の悪化によりダウが大幅安となり、円の買い戻しが入り、円高傾向となりました。

しかし、米長期金利が3%を割り込むとダウが上昇し、ドルの買い戻しが入り、ドルは135円を回復しての引けとなりました。

世界的なインフレ圧力を抑えつける為、金融引き締めが行われた事で、世界経済の減速懸念が台頭し、ドルの上値を抑えているようですが、金曜日の動きは米相場の3連休前の調整局面という意味合いが強いかと考えています。

ドル円相場に関しては134.25を割り込むまでは当面上昇相場と考えて良さそうです。

現況ではファンダメンタルズは読みにくいので、相場の動きを冷静に分析したいですね。