FOMC0.75%利上げ決定。ドルは大きな動きなし。
週足
日足
高値144.695、安値143.335、始値143.689、終値144.066で陰線での引けとなりました。
昨日のFOMCでの結果待ちで膠着した相場が続きましたが、大方の予想通り0.75%の利上げという結果になりましたね。
1.0%の利上げという可能性もありましたが、米・EUのリセッション懸念もあり、FOMCでも意見がわれてきている様子が見えます。
次回、11月のFOMCでも0.75%の利上げが示唆されていますが、2023年以降の利上げについては利上げしない6人、利下げ1人と様子が変わってきています。
米・EUのリセッション懸念、中国のコロナ規制により、原油価格の下落が続いており、エネルギー資源の高騰によるインフレも収まる方向へ進むかもしれませんね。
中国については、今回の長引くコロナ規制は、弾けたバブルを覆い隠すためのものとも言われており、これが本当で有れば世界的な原油需要減は続くかもしれないですね。
これだけ、日米の金利差が広がる中で1998年のドル高水準を更新しないところを見ると、ここからはドル安に動く可能性もありそうです。
売買状況
エネルギー資源の高騰による異常なドル高であること、既に経済が耐えうる金利水準を超えていることを加味するとドル安に動く可能性が高いと考えています。
145円付近でのドル売り、0.99付近でのユーロ買いをしており、このまま様子を見る予定です。